多摩の霊園で見ることができる冬の草花

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多摩の霊園では冬に楽しめる山野草が数多く存在します。シダ植物といった林によくみかける植物も、冬に胞子をつけた姿を見かけることができます。オオハナワラビは延びた葉っぱの先に胞子をつけるのでまるで花の穂のようにみえます。大きなカバノキ科の高木、ケヤキハンノキも冬に開花します。葉っぱがない状態で雄花が垂れ下がっている状態です。ツバキも多摩では自生の品種があります。冬は葉っぱがなくなり寂しくなりがちな木ですが、多種多様な木が存在する霊園地域では冬でも魅力ある花や実をつける木が数多く存在します。冬を地面に這いつくばった状態で越し、春にたくさんの花を咲かせる草もあります。冬、こうした草を見つけておくと、春の花の楽しみ方もまた違ってきます。何気なく歩いている足元も注目してみましょう。

ロゼット状で冬越しして春に花を咲かせる草

草の中には、冬越しをするものたちがいます。バラの花という意味を持つロゼット状になって冬を越していきます。春に黄色い花を咲かせるコウゾリナは茎の部分に赤い剛毛があります。オニタビラコは葉っぱが赤みを持っています。春には小さな黄色い花を咲かせます。ハルジオンは白かピンクの花を咲かせるわりと背の高い草ですが、冬はこのロゼット状で小さく地面に葉っぱを広げています。タンポポも冬を越します。カントウタンポポという日本に昔からあるタンポポを見ることができます。葉っぱの部分に小さな棘をたくさんつけている草を見つけたら、オニノゲシです。これも春には黄色い花を咲かせます。丸いはっぱを揉むとキュウリのようなニオイがする草はキュウリグサです。暖かくなったら水色の花をつけます。

花や実をつけたり、枯れた葉が残る低木がある

冬でも大輪の花を咲かせるものがあります。サザンンカやツバキです。これが自生しているものが多摩には数多く存在しています。ヤブツバキは自生しているツバキです。花だけではなく、赤い実もよく見かけます。マンリョウという常緑低木です。他にもヤブコージという高さがマンリョウよりも小さく、赤い実の付きかたが少ないタイプもあります。ヤツデが花を咲かせるのも冬です。あちらこちらにウチワのような葉を広げ、蜜を蓄えた花をつけています。スイカズラ科の低木であるウグイスカズラも桃色の花をたくさん咲かせています。春近くになると梅の花もよくみかけます。香りが豊かな白やピンクの花をつけます。落葉低木なのに冬でも葉っぱが落ちないヤマコウバシという木もみることができます。葉っぱが枯れているのに残っている状態であればこの木である可能性があります。